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2019年9月 8日 (日)

レイプ被害者の妊娠

この場合、中絶の時期を逃してしまったとすると、被害者は出産に向かうことになるわけだけど、生まれてきた子供に対する感情には複雑なものがあるだろう。男への憎しみはあるし、その血をうけついだ子供ではありながら、自分の体内で育ち、自分の血をうけついだ我が子。どんな気持ちで子供に接するのだろう。子供には罪はないとわかっていても、そこに距離感があるものだろうか。男への憎しみが子供の顔に浮かんでくるのだろうか。

しかし、古代、異民族との抗争にあけくれていた時期、レイプは頻繁に起きていたことだろう。手術もできず、大半の子供は生まれ、育つことになった。それが現在の諸民族の原型となっているとしたら、我々人類は憎み憎まれるという憎しみの遺伝子を受け継いでいるのだろうか

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